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テニス、将棋、投資
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物理を勉強してました
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いやー、今回は勝てたべ~!!! 日本のFW陣頼むよ~~~!!!
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おぉー、ねみぃー。わけわかんない数学(Mittag-Leffler関数とかその周辺)をYさんといじくりまわしてたお陰で、こんな時間になってしまった。ねむぃぞー。
今日は自由エネルギーの話から、基礎的な統計力学がどうやって出来上がってきたのかを考える。統計力学は、普段使ってるくせにいざ「じゃぁ古典力学から導いて」といわれるとどっから導いていいかわからない。部分的には、院試対策でやったこととかが思い出されるんだけど、体系的に、どうやって導くべきか、また、どういう形で導くのが望ましいのか、悩んでしまう。統計力学の教科書を見ると、なかなか本によって特徴が分かれている気がする。一番オーソドックスなのは、エントロピーをまず考えて、Lagrangeの未定乗数法からBoltzman分布を出して、その上で統計力学の諸関数を与えていくというスタイルかな。Boltzmanが一番最初にやっていった(であろう)ことはBoltzman方程式を出発点に考えるやり方で、他にはLiuvilleの方程式から出発するのとか。他にもありそうだけど、こんなんやったかなと思うのでちょっと今パッと思いつくのはこの辺だなぁ。統計力学を学ぶスタイルでは、やはりオーソドックスなエントロピーから入るというのが一番いい気がするが、統計力学の枠組みを拡張するという観点では、どういうものがいいものか。というのも、Langevin下での熱力学みたいなものが出来上がっているのだから、統計力学みたいなものもつくれないかなって思ったから。なかなか面白い発想だと思うんだけどなぁ。どうなんだろ、どこまでいけるかなぁ。まぁ、考えようとしていること自体の真偽はさておき、統計力学をまじめに考え直そうというスタンスは面白そうだから、まぁいいよね。そういえば、ひどい本だと、結構天下り的に分配関数や自由エネルギーを書き下してて、「これじゃ絶対に統計力学が理解できねぇよ!」というものもw
眠いくせによく書いたなぁ、明日は実家に戻って、家族で食事会。結構研究でテンパってる時期だけど、前のワールドカップの初戦のときみたいに何もかも忘れてゆっくりしよう。ワールドカップ初戦のとき同様、昼過ぎまでは、ちょっと頑張りますが。
今日は自由エネルギーの話から、基礎的な統計力学がどうやって出来上がってきたのかを考える。統計力学は、普段使ってるくせにいざ「じゃぁ古典力学から導いて」といわれるとどっから導いていいかわからない。部分的には、院試対策でやったこととかが思い出されるんだけど、体系的に、どうやって導くべきか、また、どういう形で導くのが望ましいのか、悩んでしまう。統計力学の教科書を見ると、なかなか本によって特徴が分かれている気がする。一番オーソドックスなのは、エントロピーをまず考えて、Lagrangeの未定乗数法からBoltzman分布を出して、その上で統計力学の諸関数を与えていくというスタイルかな。Boltzmanが一番最初にやっていった(であろう)ことはBoltzman方程式を出発点に考えるやり方で、他にはLiuvilleの方程式から出発するのとか。他にもありそうだけど、こんなんやったかなと思うのでちょっと今パッと思いつくのはこの辺だなぁ。統計力学を学ぶスタイルでは、やはりオーソドックスなエントロピーから入るというのが一番いい気がするが、統計力学の枠組みを拡張するという観点では、どういうものがいいものか。というのも、Langevin下での熱力学みたいなものが出来上がっているのだから、統計力学みたいなものもつくれないかなって思ったから。なかなか面白い発想だと思うんだけどなぁ。どうなんだろ、どこまでいけるかなぁ。まぁ、考えようとしていること自体の真偽はさておき、統計力学をまじめに考え直そうというスタンスは面白そうだから、まぁいいよね。そういえば、ひどい本だと、結構天下り的に分配関数や自由エネルギーを書き下してて、「これじゃ絶対に統計力学が理解できねぇよ!」というものもw
眠いくせによく書いたなぁ、明日は実家に戻って、家族で食事会。結構研究でテンパってる時期だけど、前のワールドカップの初戦のときみたいに何もかも忘れてゆっくりしよう。ワールドカップ初戦のとき同様、昼過ぎまでは、ちょっと頑張りますが。
結構時間は費やしてるつもりなんだけど、なかなかダメだなぁ。来週の月曜に中川先生に現状報告することになったけど、こりゃなかなか手痛いことになりそうだなぁ。大丈夫かなぁ、俺。
今日はイブニングセミナーが水戸であって、たまたま興味をそそるタイトルだったから参加した。いわゆるサーカディアンリズムの話で、何やらすごい大御所っぽい先生だったなぁ。あの雰囲気とか、語り口とか、イブニングセミナーでは、結構な先生を集めてるのかもしれない。講師は産総研の石田直理雄先生で、学生時代に感銘を受けた本とか、研究に対するスタンスのとり方とか、あともちろん内容も、想像以上に面白かった。生物の実験屋さんの話は、いつ聞いても神業のようにしか思えない。「こいつら口では簡単に言うけど、よくそんなことができるなぁ。」っていうものの連続。いつ聞いてもその技術には唖然とします。しかも、いろいろな知識がバンバン出てくるから、聞いているだけでも、知識が飽和状態になっちゃって、物理屋として何をすればとか何が面白いかとか、どれも面白いことではあるのだがなかなか的が絞りにくい。研究者というスタンスであぁいう話を聞くのであれば、ある程度どんなことが為されているのかを知った上で、あらかじめ的を絞って聞かないと、関心の連続になってしまう。ってか、そんな知識はカバーできないから、トレンドのものぐらいはしっかり見ておかないとな。そういえば、長谷川先生が講義が終わったあとも積極的に質問していたな。あぁいう姿勢はさすがだなぁ。面白そうなことはたくさんあったんだけど、こっちはなんだかおなかいっぱいになってしまった。
サーカディアンリズムの話は、耳学問程度だったけど、今日聞いたら、割と学問的にリッチな気がして、研究をやる人の気持ちがだいぶ分かった気がする。なかなかやりがいがありそうだ。出てくる結果も面白いものが多いし。でも、例えば、リズムが出てくることをまじめに考え出すと、複雑すぎて絶望的にもなる。脳科学とかみたいに、ごっちゃごちゃしすぎてて何が何だかって感じだろう。ショウジョウバエでさえ、かなり複雑な気がする。まぁ、そのなかでもドミナントなことを考えていけばなんとかなるっちゃなるけど、なかなかもやもやっとしたものは晴れにくいのかな。
「研究はある程度自由な環境でやらないと、いい結果が出てこない」今更という気もしたが、なんか印象的だった。その通りだな。きびすを返すと、企業に勤めて日常に忙殺されることになると、何もクリエイティブなことはできないってこっちゃ。意見にはすごく(!)賛成だけど、なんか複雑な気分だなぁ。
今日はイブニングセミナーが水戸であって、たまたま興味をそそるタイトルだったから参加した。いわゆるサーカディアンリズムの話で、何やらすごい大御所っぽい先生だったなぁ。あの雰囲気とか、語り口とか、イブニングセミナーでは、結構な先生を集めてるのかもしれない。講師は産総研の石田直理雄先生で、学生時代に感銘を受けた本とか、研究に対するスタンスのとり方とか、あともちろん内容も、想像以上に面白かった。生物の実験屋さんの話は、いつ聞いても神業のようにしか思えない。「こいつら口では簡単に言うけど、よくそんなことができるなぁ。」っていうものの連続。いつ聞いてもその技術には唖然とします。しかも、いろいろな知識がバンバン出てくるから、聞いているだけでも、知識が飽和状態になっちゃって、物理屋として何をすればとか何が面白いかとか、どれも面白いことではあるのだがなかなか的が絞りにくい。研究者というスタンスであぁいう話を聞くのであれば、ある程度どんなことが為されているのかを知った上で、あらかじめ的を絞って聞かないと、関心の連続になってしまう。ってか、そんな知識はカバーできないから、トレンドのものぐらいはしっかり見ておかないとな。そういえば、長谷川先生が講義が終わったあとも積極的に質問していたな。あぁいう姿勢はさすがだなぁ。面白そうなことはたくさんあったんだけど、こっちはなんだかおなかいっぱいになってしまった。
サーカディアンリズムの話は、耳学問程度だったけど、今日聞いたら、割と学問的にリッチな気がして、研究をやる人の気持ちがだいぶ分かった気がする。なかなかやりがいがありそうだ。出てくる結果も面白いものが多いし。でも、例えば、リズムが出てくることをまじめに考え出すと、複雑すぎて絶望的にもなる。脳科学とかみたいに、ごっちゃごちゃしすぎてて何が何だかって感じだろう。ショウジョウバエでさえ、かなり複雑な気がする。まぁ、そのなかでもドミナントなことを考えていけばなんとかなるっちゃなるけど、なかなかもやもやっとしたものは晴れにくいのかな。
「研究はある程度自由な環境でやらないと、いい結果が出てこない」今更という気もしたが、なんか印象的だった。その通りだな。きびすを返すと、企業に勤めて日常に忙殺されることになると、何もクリエイティブなことはできないってこっちゃ。意見にはすごく(!)賛成だけど、なんか複雑な気分だなぁ。
最近家に帰って疲れてすぐ寝てしまう生活が続いた。今日もだいぶ眠たくて、すぐにでも寝てしまいたい状況だけど、ちょっと日記を書かないとっていう変な後ろめたさが残って書こうとしている。こんな状況で書く日記はろくなことを書かない気がするけど、いつもろくなことを書いてないから、まぁいいかといえばその通りだな。思いつくときに、思いついたことを書くのが理想なんだけど、なんだろこの束縛感。
今日はここ最近読んでた論文をもとにシミュレーションの値と比較。だめだ、どうもうまく行ってない。これで行けてると思ってたのに、、、うーん、ヤバイ。というわけで、現実逃避を込みで本を読んだりする。研究者速水(というと少しおこがましいが)としてよろしくないときは、こうやって小説とか変な評論とかの本を読み出すとき。研究がうまく行ってるときは、訳が分からないなりにコンピューターにかじりついたり論文や本に食らいついたりする。ただ、一通りやって「う~ん、どうする?」とかなったときは、こうして息抜きと称して変な本を読み出したり、どっか行ったりする。まぁ、一通りやるとはいえ、ほとんどはやるべきことに気づけないというだけの話。またあれやらなきゃって気づくと、またガーっとやるわけなんだけど、何をやるべきか気づけないときって、研究自体は進まないから、いい心持はしない。なんかこういうのって周期的にあって、研究の進行は不連続に進んでいくものなんじゃ・・・とか、別にそれはどうでもいいことだ。ただ、こうして本を読んでると少し考え方が豊かになったような気はする。とはいえ、あんまりよろしくない。
遅い緩和を考えるときに、その緩和途中の状態と本来緩和しきった状態とがどれだけ離れているかを調べる指標の必要性を考える。その指標を見るのにいくつかのサンプルをとり、分布としてその距離を測ると考えれば、自然に相対エントロピーを導入することが考えられる。実際にBoltzman分布を仮定して、Brown運動の場合とフラクタルBrown運動の場合とを考えることはできて、それぞれ時間によってどれだけ分散が変わっていくかは分かるから、相対エントロピーは十分に手計算で出すことができる。ただ、出してその図を描いても何だかいまひとつピンとこない結果で、どう物理的に理解していいのか(少なくとも俺には)よくわからん。十分に緩和しきった状態をどう考えるのかに問題があるのかそもそもそういう発想自体無理なのかなぁ。うーん、俺には一般化されたLangevin(でメモリーカーネルがδ関数で与えられていないもの)とLangevinとがまったく別のようで、二つをつなげることができてない。ふつーのLangevinは巨視的にものをみてて、一般化されたLangevinは割と細かいノイズまで拾ってると言う意味で普通のLangevinよりはいくらか微視的なもの。つなげられないものでもないと思うんだけど。まぁ、別につなげる必要も無くて、とりあえずはべっこに考えて、ポテンシャルを外部から操作して、その意味で分布がどうなるっていうのを先に議論すべきなのかな。それをLEとGLEの場合とで比較して、って、書いていてちっともまとまらんし、わからん。
今日は、なんだか全然収穫が無かったなぁ。強いて言うなら、「ハッカーと画家」が面白かったってのと、google trendsすげぇなってことぐらいだ。以上。
今日はここ最近読んでた論文をもとにシミュレーションの値と比較。だめだ、どうもうまく行ってない。これで行けてると思ってたのに、、、うーん、ヤバイ。というわけで、現実逃避を込みで本を読んだりする。研究者速水(というと少しおこがましいが)としてよろしくないときは、こうやって小説とか変な評論とかの本を読み出すとき。研究がうまく行ってるときは、訳が分からないなりにコンピューターにかじりついたり論文や本に食らいついたりする。ただ、一通りやって「う~ん、どうする?」とかなったときは、こうして息抜きと称して変な本を読み出したり、どっか行ったりする。まぁ、一通りやるとはいえ、ほとんどはやるべきことに気づけないというだけの話。またあれやらなきゃって気づくと、またガーっとやるわけなんだけど、何をやるべきか気づけないときって、研究自体は進まないから、いい心持はしない。なんかこういうのって周期的にあって、研究の進行は不連続に進んでいくものなんじゃ・・・とか、別にそれはどうでもいいことだ。ただ、こうして本を読んでると少し考え方が豊かになったような気はする。とはいえ、あんまりよろしくない。
遅い緩和を考えるときに、その緩和途中の状態と本来緩和しきった状態とがどれだけ離れているかを調べる指標の必要性を考える。その指標を見るのにいくつかのサンプルをとり、分布としてその距離を測ると考えれば、自然に相対エントロピーを導入することが考えられる。実際にBoltzman分布を仮定して、Brown運動の場合とフラクタルBrown運動の場合とを考えることはできて、それぞれ時間によってどれだけ分散が変わっていくかは分かるから、相対エントロピーは十分に手計算で出すことができる。ただ、出してその図を描いても何だかいまひとつピンとこない結果で、どう物理的に理解していいのか(少なくとも俺には)よくわからん。十分に緩和しきった状態をどう考えるのかに問題があるのかそもそもそういう発想自体無理なのかなぁ。うーん、俺には一般化されたLangevin(でメモリーカーネルがδ関数で与えられていないもの)とLangevinとがまったく別のようで、二つをつなげることができてない。ふつーのLangevinは巨視的にものをみてて、一般化されたLangevinは割と細かいノイズまで拾ってると言う意味で普通のLangevinよりはいくらか微視的なもの。つなげられないものでもないと思うんだけど。まぁ、別につなげる必要も無くて、とりあえずはべっこに考えて、ポテンシャルを外部から操作して、その意味で分布がどうなるっていうのを先に議論すべきなのかな。それをLEとGLEの場合とで比較して、って、書いていてちっともまとまらんし、わからん。
今日は、なんだか全然収穫が無かったなぁ。強いて言うなら、「ハッカーと画家」が面白かったってのと、google trendsすげぇなってことぐらいだ。以上。