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中川先生への相談事について簡単に2つ。一つは、田崎氏の集中講義をレビューとしてまとめるかどうかについて。一週間と見積もっていたが、「少なくとも一ヶ月」といわれたので、ちょいあせる。どうしようかなぁ。もう一つは、就職活動についてだが、自分の研究職に関する面識が甘く、それといった答えが得られなかった。この辺は自分が練り直さなければならないところだ。
就活の話のときに、志向するのは民間かアカデミックかという筋の話になった。このときに、「いずれにせよ、いい研究者になりたい」といったら、中川先生はニヤッと笑った。ゼミのときもそうであるが、たまに中川先生はあのニヤッとした表情を見せる。どういう意味合いがあの表情の中に含まれているのかよくわからないが、あの中には楽観的に「面白い」というよりは、何かもっと奥の何か見透かしたようなものがあるような気がする。気のせいかな。でも、あの表情は「あんたの言ってることは、思った以上に深い意味があるよ」みたいなちょっと緊張感のある笑みだ。怖い怖い。(笑)
田崎氏のレビューに関するお話。中川先生いわく、「いい研究が出来る前段階には、必ずこれまでの研究のレビューをしっかりと抑えなおしている」とのこと。これは、中川先生の研究にもとづく経験からもそうであるそうだし、中川先生の師匠、蔵本先生に関してもそうであるとの事。蔵本先生の一連の仕事も、プリゴジンの本を読んで、そのレビューを考え直しているうちに出来た仕事であるそうだ。レビューをしている際に、そのレビューを書いた人からのメッセージ的なものが伝わるらしい。伝わる人と伝わらない人がいるらしいが。何だか、実感の伴わない話になっているから、どうもダメだな。うまく書けない。
就活の話のときに、志向するのは民間かアカデミックかという筋の話になった。このときに、「いずれにせよ、いい研究者になりたい」といったら、中川先生はニヤッと笑った。ゼミのときもそうであるが、たまに中川先生はあのニヤッとした表情を見せる。どういう意味合いがあの表情の中に含まれているのかよくわからないが、あの中には楽観的に「面白い」というよりは、何かもっと奥の何か見透かしたようなものがあるような気がする。気のせいかな。でも、あの表情は「あんたの言ってることは、思った以上に深い意味があるよ」みたいなちょっと緊張感のある笑みだ。怖い怖い。(笑)
田崎氏のレビューに関するお話。中川先生いわく、「いい研究が出来る前段階には、必ずこれまでの研究のレビューをしっかりと抑えなおしている」とのこと。これは、中川先生の研究にもとづく経験からもそうであるそうだし、中川先生の師匠、蔵本先生に関してもそうであるとの事。蔵本先生の一連の仕事も、プリゴジンの本を読んで、そのレビューを考え直しているうちに出来た仕事であるそうだ。レビューをしている際に、そのレビューを書いた人からのメッセージ的なものが伝わるらしい。伝わる人と伝わらない人がいるらしいが。何だか、実感の伴わない話になっているから、どうもダメだな。うまく書けない。
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久しぶりにテニスをやってくたばる。しばらくぶりということもあってか、驚くほどばてるのが早い。疲れているので、今日はこれにて。
12/10は書いた日記が無かった(自宅で飲んですぐ寝た)ため、K氏に悪乗りして送ったメールを日記として更新します。
“おいめがね〜!
俺は情けなくって。最近愚痴なんざこぼしちゃいなかったんだが、こうも俺のドクトリンが揺らがされると、俺はもろいもんだ。
いつぞに慕っていた先生にセクハラされた女友達がいたが、俺はそんときに「そいつを廃せ」と言った。けどそれは甘かった。人間ってそんなに単純じゃない。
理系はえてして単純だ。言論するときにものごとを簡単化しすぎてしまう。物事の本質を見抜くにはそれもよかろうが、簡単化する際に落としてしまっている、大事なことに気づけないときがある。ときにそれは致命的だ。
くそー、覚えていやがれ。俺は島田研だー!
今日は高々ワインをコップ半分。それなのにこのざまとはどういうことだ。俺もずいぶん酒が弱くなってしまった。どういうことだ!このめがねがー!”
“おいめがね〜!
俺は情けなくって。最近愚痴なんざこぼしちゃいなかったんだが、こうも俺のドクトリンが揺らがされると、俺はもろいもんだ。
いつぞに慕っていた先生にセクハラされた女友達がいたが、俺はそんときに「そいつを廃せ」と言った。けどそれは甘かった。人間ってそんなに単純じゃない。
理系はえてして単純だ。言論するときにものごとを簡単化しすぎてしまう。物事の本質を見抜くにはそれもよかろうが、簡単化する際に落としてしまっている、大事なことに気づけないときがある。ときにそれは致命的だ。
くそー、覚えていやがれ。俺は島田研だー!
今日は高々ワインをコップ半分。それなのにこのざまとはどういうことだ。俺もずいぶん酒が弱くなってしまった。どういうことだ!このめがねがー!”
昨日に引き続き集中講義。相対エントロピーを使って平衡系の熱力学を記述し、それをもとに非平衡系に応用してやろうというもの。枠組みはしっかりしていて、平衡系に関して言えば、完璧。ただ、それを非平衡にうつしたときに、何か新しい知見が得られるかといえばそうでもない印象を受けた。あれだけ平衡系での議論をきちんとやっているにも関わらず、非平衡系の記述が難しいというのは、それだけ扱っている問題が深く難しいという意味であろう。2日間通して講義の内容もまとまっていたし、いい勉強になった。
やはりこういった問題を扱うときは、現象有りきで始めていく方がより健康的であるような気がした。(←無論、極私的な意見である。)抽象論から問題にあたる人は、これまでに習ったり勉強してきた概念を拡張したり、または大胆な仮定を置いたりすることで、新たな発見を探り出そうとする。これに対し現象有りきで説明していく立場の人は、現象を洞察することで新たな発見を模索する。簡単に言うと、概念から模索するか現象から模索するかということなのかな。いずれにせよ、非線形非平衡なんてぶっ飛んだ問題を取り扱う場合、既成の概念がどこまで使えるのか分からないのだから、どこまでが使えてどこからが使えないのかを考え、現象に的をしぼる。そして、現象を見ているうちに新しい概念を生み出す。ちょうど2つの間を行くべきだとは思うが、現象で再現できること(再帰性)は必要なのだから、現象からあたる方が大きな間違えはしないだろうと思う。
今日のTAはやけに、ハイテンションだった。いろんな学生に絡んでは教え、研究の話し振ったり、雑な話をしたり、勉強を促したり、なんかおもしろかったなぁ。
やはりこういった問題を扱うときは、現象有りきで始めていく方がより健康的であるような気がした。(←無論、極私的な意見である。)抽象論から問題にあたる人は、これまでに習ったり勉強してきた概念を拡張したり、または大胆な仮定を置いたりすることで、新たな発見を探り出そうとする。これに対し現象有りきで説明していく立場の人は、現象を洞察することで新たな発見を模索する。簡単に言うと、概念から模索するか現象から模索するかということなのかな。いずれにせよ、非線形非平衡なんてぶっ飛んだ問題を取り扱う場合、既成の概念がどこまで使えるのか分からないのだから、どこまでが使えてどこからが使えないのかを考え、現象に的をしぼる。そして、現象を見ているうちに新しい概念を生み出す。ちょうど2つの間を行くべきだとは思うが、現象で再現できること(再帰性)は必要なのだから、現象からあたる方が大きな間違えはしないだろうと思う。
今日のTAはやけに、ハイテンションだった。いろんな学生に絡んでは教え、研究の話し振ったり、雑な話をしたり、勉強を促したり、なんかおもしろかったなぁ。
集中講義の内容自体は面白かった。
ただ、飲み会のときにT氏からお話しいただいたことは、まだ自分の中で消化しきれずにいる。
ただ、飲み会のときにT氏からお話しいただいたことは、まだ自分の中で消化しきれずにいる。