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昨日に引き続き集中講義。相対エントロピーを使って平衡系の熱力学を記述し、それをもとに非平衡系に応用してやろうというもの。枠組みはしっかりしていて、平衡系に関して言えば、完璧。ただ、それを非平衡にうつしたときに、何か新しい知見が得られるかといえばそうでもない印象を受けた。あれだけ平衡系での議論をきちんとやっているにも関わらず、非平衡系の記述が難しいというのは、それだけ扱っている問題が深く難しいという意味であろう。2日間通して講義の内容もまとまっていたし、いい勉強になった。
やはりこういった問題を扱うときは、現象有りきで始めていく方がより健康的であるような気がした。(←無論、極私的な意見である。)抽象論から問題にあたる人は、これまでに習ったり勉強してきた概念を拡張したり、または大胆な仮定を置いたりすることで、新たな発見を探り出そうとする。これに対し現象有りきで説明していく立場の人は、現象を洞察することで新たな発見を模索する。簡単に言うと、概念から模索するか現象から模索するかということなのかな。いずれにせよ、非線形非平衡なんてぶっ飛んだ問題を取り扱う場合、既成の概念がどこまで使えるのか分からないのだから、どこまでが使えてどこからが使えないのかを考え、現象に的をしぼる。そして、現象を見ているうちに新しい概念を生み出す。ちょうど2つの間を行くべきだとは思うが、現象で再現できること(再帰性)は必要なのだから、現象からあたる方が大きな間違えはしないだろうと思う。
今日のTAはやけに、ハイテンションだった。いろんな学生に絡んでは教え、研究の話し振ったり、雑な話をしたり、勉強を促したり、なんかおもしろかったなぁ。
やはりこういった問題を扱うときは、現象有りきで始めていく方がより健康的であるような気がした。(←無論、極私的な意見である。)抽象論から問題にあたる人は、これまでに習ったり勉強してきた概念を拡張したり、または大胆な仮定を置いたりすることで、新たな発見を探り出そうとする。これに対し現象有りきで説明していく立場の人は、現象を洞察することで新たな発見を模索する。簡単に言うと、概念から模索するか現象から模索するかということなのかな。いずれにせよ、非線形非平衡なんてぶっ飛んだ問題を取り扱う場合、既成の概念がどこまで使えるのか分からないのだから、どこまでが使えてどこからが使えないのかを考え、現象に的をしぼる。そして、現象を見ているうちに新しい概念を生み出す。ちょうど2つの間を行くべきだとは思うが、現象で再現できること(再帰性)は必要なのだから、現象からあたる方が大きな間違えはしないだろうと思う。
今日のTAはやけに、ハイテンションだった。いろんな学生に絡んでは教え、研究の話し振ったり、雑な話をしたり、勉強を促したり、なんかおもしろかったなぁ。
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