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今日は、なーんかあわただしい一日だった。企業の健康診断に始まりパスポートの申請、佐々先生の集中講義+飲み。東京から大宮、水戸と行ったわけだ。たいしたことない気もするけど、修論前だって言うのに、よく動いたなー。
佐々先生のセミナーは、ガラスに関するお話。岩田さんと佐々先生の共同研究のやつです。前に岩田さんが学会で話してて、俺もメモリーをやってるもんだから、「へー、おもしろそーだなー」とは思ってたんだけど、どこをどう自分の研究にフィードバックをかけていいか分からなかったんだよなぁ。あ、ちなみに島田先生のお教えでは「相手の研究を聞くときは、常に自分の研究のどこに生かせるかというのを考えながら聞きなさい」と言われてました。まぁ、そういうのを意識しながらも、どうしても理解することに専念しすぎちゃうときってあるんだけど。あ、あとこれも厳しい教えな気がするけど「わからないとは言ってはいけない」というのもあったな。やべ、話がずれてきた。俺は実はガラスの話って実は疎くって、あんまりしらない。(←そっこーで教えを破ってる。)ただ、自分の研究をやってるうちに、なんかこの辺につながるんじゃないかとは思っていたから意識はしていたって感じ。詳細を理解するには勉強が必要そうだが、ガラスの話を力学系の理論を使ってやっつけよう。あと、Ginzburg-Landauの話を応用しようの2点がメイン心得た。MCTがどういう理論か、いまいちよくわからんが、力学系のサドルがどうとかセパラトリックスがどうとか安定性がどうとかって話しだけでガラスの問題に片が付くなら、斬新に思える。ただー、自分の研究でメモリーがどうこうってのをやってると、あの3次4次の消去ってのに食って掛からざるを得ないなーとも。もし俺が佐々先生の立場でやってたら、まぁ、これぐらいいいっしょとか思っちゃうんだろうなぁ。この辺が中川先生の言う「他人の研究に厳しく、自分の研究に甘い」ってことなのかな。あと手法が多彩でさすがに全部は追いきれなかった。ひとつのことをばっちり研究した押すためには、これぐらい広範なバックグラウンドが必要なのかなぁ。まぁ、この辺は俺の場合むやみやたらに勉強できないし、やってるうちに「これが使える」「使えそう」って判断を繰り返していくんだろうな。ふー、まだまだあまかろうが、やればやるほど学問って広大だ。それに、fictious timeのところ以外はすべて既存の手法で何とかしてるってことを考えると、やっぱり地に足が着いてるとも取れるしな。いや、MCTに対する有効なひとつの理論であるとはいえると思うけど。
ちょっと私事にわたるけど、佐々先生とは、なーんか縁が無いようで、有るような、不思議な因縁なんだよなぁ。もともとは日大のときに中原先生に「佐々研を・・・」という話をしたのがきっかけで、研究室訪問をして、って、まぁ、もっと前は糸井ゼミのときに公理論的熱力学の論文を読んだときに、参考文献として佐々先生の本に触れたっていうのがはじめてかな。(同じ非平衡現象論ということで)学会とかではちょくちょく顔をあわせて、お酒を交わしたり、あぁ、中川先生を佐々先生が呼んだって言うのあったし。わりと不思議な因縁だよな。まえまえから佐々研にお邪魔してみようとは思ってたんだけど、わりと顔を合わす機会があったから、かえって疎遠になっちゃったかな。まぁ、3月ぐらいにぶらっと遊びに行くのもありかな。そのじきになると、ほんとに遊びに行く感じになっちゃいそうだけど。やっぱ、久しぶりに更新するとたくさん書いちゃうな。今日はこんなもんで。
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うぉぉぉぉぉおおおおりぃぃやぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!
今日は、まぁそれなりにやったけど、なーんか今ひとつ。とりあえず、今月中には修論の完成版を作らないと・・・とは思ってるんだけど、なんかそれにしてはペースが悪い。それに、こう、書こうと思うことがどんどん出てきて、収拾がつかなくなるんじゃないかっていう焦りも少し。福井先生も云う通り、早く全体のまとめに入らないと。それにしても、こうもひたすらタイプしてるとブログを更新するのも少しおっくうになってくる。やっぱSEにはなれないなー。
物性の昼食会でHさんの論文紹介。He4の超流動状態下での負結晶の結晶成長というか負結晶のダイナミックスの研究に関してかな。JPSJの2006の論文で名古屋大の上羽氏の論文を紹介だった。最初実験のレビューかなって思ったんだけど、後半にちょこちょこ式が出てきて、でもその式の心がまったく読み取れなかった。それに、現象自体のイメージもあんまりもてなかったし。でもM1のKくんがちょくちょく質問してて、ちょっと今回は負けたなぁ。まとを得た質問の一つも捻出できんかったし。結晶成長は、いわゆる非平衡の一つ。俺は非平衡が専門とはいえ、こっちの方はどうもうといなぁ。フラクタルとかDLAぐらいしかって、もともとこっちの業界に足突っ込んだのは、パターンからだったよなぁ(苦笑)まぁ、(自分はやらないけど)現象自体は面白いかなぁとか思ってたら、福井先生の「何が面白い?」というのには少し閉口。やってて面白けりゃそれでいいって割り切りができれば、研究者って幸せかもしれないけど、それがどういう学問的意義があるかっていう学問の中の位置づけを迫られたときって結構答えるのが大変なんじゃないかな。やってみなけりゃ分からんようなことってあると思うし。あ、でも、論文になって結果になってるって段階だったら、それも答えられるのかな。でも、研究者であれば、この質問には答えなければ、少なくとも科学者じゃ無いよな。自分の研究に関しても、これぐらいの心構えはもっていなければ。でも確かに、何が面白いか面白くないかってのは難しいよなぁ。一つの要素には汎用性の高さだとは思うけど、まぁ、これも説明に成ってるようでなってないかな。そういえば、中川先生も院生時代に「何が面白い?」「面白くない。」っていう議論は絶えなかったって言ってたなぁ。
タイプしてて嫌になるとかいっていて、これだけ書いてるって言うのも異常だな。まぁ、いいか。時事に交えて宮崎県知事選とか不二家の話とかもしたかったけど、疲れたのでこれにて。
しまった、パラメータ振り間違えたっ!
今日(というか、朝を超えたので昨日か)は坂田先生のところでゼミに参加させていただいた。前々からIさんとかから「セミナーやってよ」とはいわれてたんだけど、なんかうまく都合が合わなくって今頃になってしまった。本当は、修論の中間発表が終わった辺りにやろうと思ってたんですが・・・。
結構張りつめた(?)雰囲気の中で、先生を交えて発表となると十字放火の中討ち死にを遂げるのは必死!首を洗ってよぅとか思ってたけど、終止楽しく、ディスカッションできた気がする(個人的には)。いや、といってもバトル的な様相ももちろんありましたけど。でも全体的に先生からガツガツ突っ込んできてくれたので、とてもやってて楽しかったっていうのはあるな(いや、てこづったというべきなのかもしれないけどさ)。今日印象に残ったのは、研究の目的が曖昧だったことと、発表内容の精選について。まず、発表内容についてだけど、もう少し内容を取捨選択すべきだった。修士論文の本発表ということを考えていくと、本当に伝えたいことにしぼるべきだったかもしれない。そういえば、中間発表のときも、福井先生から「自分でやったことはどれ?」って聞かれてしまったことを思い返すと、まだ伝えるべきことがしぼれてなくて、一個一個に説明を割きすぎてしまっている気がする。「完全に理解させるのではなく、流れを伝える」あと「問題点とやったことをはっきり」かな。まとめると。それと、研究の目的だったんだけど、個人的にははっきりしてたつもりでも、第三者から見てそうは思えないということがあるのだなと痛感した。いや、ここは真もって反省すべきことだと思う。前にも言ったけど、いい研究結果がでるかどうかは「何をどうしたいか」に大きく依存していると思うから、その意味でそこが曖昧だったってのはいただけない。単に「仕事分布を求めて、ゆらぎの定理から自由エネルギーを求めたい」といっても、「どうしてそんなスペシフィックな系でやるんだ」とか「自由エネルギーがわかったら、どうしたい?」とかって言うのに答えたことにはならないからね。まぁ、なんとか答えを用意できないでもないけど、自分の本当の問題点−記述したい現象とかどういう量が非平衡現象では本質なのかとかっていうのはどこにあるのか。ぼんやーり分かっていても、それじゃわかってることにはならないよなぁ。「よくやっている」とか「あとはやったことをまとめなさい」といわれたのは、不覚にもうれしかったが、なんか外部スピーカーに甘いともとれるし、自分の実力を見くびられているとも取れるので、まだまだ。(特に、後者。俺はまだまだやれる。事後ならともかく、少なくとも在学中はなめるなよ。)それに昨日も言ったけど落ちも無ければ、新しくもない気がするし。それにこのままじゃ中川先生にももうしわけがたたないからな。まだまだ根性見せるぜ。
H大のN先生にゆらぎのエネルギー論で式変形でおえてなかったところが瞬殺されたと聞く。うれしいような腹立たしいような。くそぅ、やっぱ少し腹立たしい。明日もう一回やってみよ。
なーんか、ろくに寝てないなぁ。修論の大枠はもうすぐで何とかなりそう。付録とかを充実させていくってことを考えると、、、かなりしんどそうだ。まぁ、その辺は研究自体には影響しないし、本編さえ書き上げることができればとりあえず形としては仕上げられたってコトになるのかな。あとはオチだよなぁ。これが一番の問題で、一番精神的にもきてるところ。なーんか、周りの友人が新しい結果というのに無頓着な人が多い(って言うと少し失礼かな。なんというか、まぁ、現時点で研究に対する感性があんまり合わない人が多いと言っておく。)から、こっちまで変な風に吹かれた気分になる。いや、もう十分影響をうけきってるのかもしれないけどさ。まぁ、まだまだがんばるさ。(修士が取れると仮定すると)物理研究者としてはあと約2ヶ月の命。この2ヶ月で、研究者として終われるか、学生として終わるかが分かれる訳だ。
にしても、これは合っていたと思っていた結果が、実は的外れでとんでもないことになってる今日この頃。ぶっちゃけ修論書いてる余裕が無いというか、なんと言うか。まぁ、とりあえずテンパってます。
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