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学生から社会人になるといろいろと考えさせられることが多くて困る。うーん、でも、これは学生から社会人になるからという固有の問題というよりは、周囲を取り巻く環境が一変したからに他ならない。周囲を取り巻く環境が変わると、その変わった環境に対応すべく、自分のこれまでの過去の経験を説明すべく築き上げてきた論理で現状を説明しようとする。意図的であれ、そうでないであれ、頭で考えることができる人間のたいていはそうするであろう。「今まではこれでよかったのに・・・」というがもっとも目に付く例であろう。こういった場合に直面したとき、年の齢を重ねるにつれ、たいていの場合はうまく説明がつくのだが、新たな状況が現れ、それを説明しようと既存の考え方を補正していくことはまことしやかに困難だ。物理の例で申し訳ないが、これまでうまく説明がなされていた古典力学で説明できない現象が現れ、それを説明すべく量子力学が出来上がってくるといったときも、古人の困難さは想像しがたいほどであろう。年を重ねすぎると、過去の悦楽に浸りたくなるがゆえに、過去を絶対視し、「どうだもう私の既存の考え方で説明がつくだろう」と鷹を切るのが成熟した大人。経験の浅さゆえに「うーんわからんわからん」と悩み続けるのが、おおよそ三十代までかなと思う。(現時点では、二十代までといいたいところだが、孔子の有名な言葉「四十にして迷わず」という言葉からの推測。)いかんいかん、少し話が反れてきた。
私が生保社員になって、一応物理屋であることは捨てた。その元に、新たな社会人像を構築していかなければならないわけだが、どうも洗脳され続けていた物理教育のおかげか、根っこではどうも物理ライクな考え方をしてしまう。物理は近代科学の王様的な位置づけでも良いと思うが、その近代科学の結晶たる物理の考え方をもってしても説明しきれないことはたくさんあろう。というよりは、われわれが掌握している知なんぞは、ごく一部に過ぎないというのが、正しい見識だと思う。そう、そんな思想をもとに、社会人かくあるべしなんぞと考えてみても、いたるところでどうしてもぶち当たってしまい、わからなくなり、がんじがらめになる。だから、思考停止になり、日常を送ることに埋没し、または、金がすべてだという安易な理論に行き着く。(だって、ある程度サラリーマンとして慣らしてきた人なら、結構みんなそうだろう?)物理の良さである、あいまいさを残して、中途半端でもいいから説明していけというこのスタンスでさえ、どうも社会を説明しきれない。わからん事だらけさ、金とか会社とか女とか上司とか風習とか。まぁ、思考停止して、「こういうもんだ」位に思って、サラリーマン論理にどっぷり入り浸って「学生は甘い」何ぞという大人にもなりたくない。あー、自分の考えが未熟なのに、こんなこといってるとまるで愚痴だ。今日はここまで。
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