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生保社員
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テニス、将棋、投資
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物理を勉強してました
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つい先日から気になっていたことだが、ミジンコの生育状況があまり芳しくない。というか、悪い。まめにゴミを取ったり、水を替えたりということはやっていたのだが、大きいミジンコはほとんど壊滅状態…。最初は、寿命のサイクルが早いのかな?とか思っていたけど、こうも大きいミジンコが次々に死んでいってしまうのはさすがにおかしい。かたや、勝さんのミジンコ(俺がミジンコをいただいたときに、勝さんももらっていた)は元気で動きも軽快だった!私と勝さんの飼育の大きな違いは水だった。私は、実験室で作った蒸留水、勝さんはミネラルウォーターだった。
試験的に、私の飼っていたミジンコをすべてミネラルウォータに移し変えて、数日見守ることにした。勝さんは、本当に水が原因なのかを調べる必要があるといい、勝さんの飼育していたミジンコを私に分け与えてくれた。それを蒸留水で再度育てようということだが、個人的には、少し抵抗感があった。なんか、元気にしているミジンコを、わざわざ環境の悪そうなところにやってしまうのが、なんか、かわいそうな気がした。私のミジンコは、動きもそこまで活発ではなく、色も白かった。一方、勝さんのミジンコは、動きも活発で、いい色をしている。勝さんの言うことはまったくだが、う〜ん、なんだかなぁ。生物の実験をしている人って、こういう感情はどうなってるんだろうなぁ。消えうせているというか、麻痺しているというのか、学問的な好奇心が強いというか、とにかく、曖昧なうちに闇に葬り去られているんだろうなぁ。研究者としての倫理ってなんだろう?まぁ、強硬な意見で、「じゃぁお前肉とかも食うなよ」とかいう奴もいそうだけど、こっちの話はいたずらに生命を操っている気がしてなぁ。ミジンコに倫理を感じなくてもって思うかも知れないけど、そんなこと考えてました。
今日は、D1の吉田さんにカオスの話を持ち出したら、ずいぶん乗ってきたので自分のやってきたことなどを話す。過去に自分がやったプログラミングを紹介したり、実際にガチャガチャいじったり。Mathematicaは多少使い慣れていたので、いい復習になった。すくなくともCよりも自由が効くので、やってて楽しかった。吉田さんはカオスに関して興味があるということなので、早速勉強会を企画。ペルジェポモウビダルのカオスの中の秩序を夏に短期集中で勉強会をやろうということにした。吉田さんと話していると何故かこういう話になる。物性しゃべり場のときもそうだったし、なんか不思議な因縁である。
n階の微分方程式に関するプログラミングを終え、微分方程式の理論的な側面が気にかかってきた。昨日も言及した計算科学入門に明日から取り掛かろう。
試験的に、私の飼っていたミジンコをすべてミネラルウォータに移し変えて、数日見守ることにした。勝さんは、本当に水が原因なのかを調べる必要があるといい、勝さんの飼育していたミジンコを私に分け与えてくれた。それを蒸留水で再度育てようということだが、個人的には、少し抵抗感があった。なんか、元気にしているミジンコを、わざわざ環境の悪そうなところにやってしまうのが、なんか、かわいそうな気がした。私のミジンコは、動きもそこまで活発ではなく、色も白かった。一方、勝さんのミジンコは、動きも活発で、いい色をしている。勝さんの言うことはまったくだが、う〜ん、なんだかなぁ。生物の実験をしている人って、こういう感情はどうなってるんだろうなぁ。消えうせているというか、麻痺しているというのか、学問的な好奇心が強いというか、とにかく、曖昧なうちに闇に葬り去られているんだろうなぁ。研究者としての倫理ってなんだろう?まぁ、強硬な意見で、「じゃぁお前肉とかも食うなよ」とかいう奴もいそうだけど、こっちの話はいたずらに生命を操っている気がしてなぁ。ミジンコに倫理を感じなくてもって思うかも知れないけど、そんなこと考えてました。
今日は、D1の吉田さんにカオスの話を持ち出したら、ずいぶん乗ってきたので自分のやってきたことなどを話す。過去に自分がやったプログラミングを紹介したり、実際にガチャガチャいじったり。Mathematicaは多少使い慣れていたので、いい復習になった。すくなくともCよりも自由が効くので、やってて楽しかった。吉田さんはカオスに関して興味があるということなので、早速勉強会を企画。ペルジェポモウビダルのカオスの中の秩序を夏に短期集中で勉強会をやろうということにした。吉田さんと話していると何故かこういう話になる。物性しゃべり場のときもそうだったし、なんか不思議な因縁である。
n階の微分方程式に関するプログラミングを終え、微分方程式の理論的な側面が気にかかってきた。昨日も言及した計算科学入門に明日から取り掛かろう。
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何だ、(一階の)微分方程式のプログラミングって簡単じゃないか。いきなりそう思った。今日研究室について、こうすればいいじゃんみたいなのを思いついて、速攻で組んだらできた。う〜ん、我ながら、何でこんなのに苦労してたんだろうなぁ。
まぁ、とはいえ先は長い。まだ一階の微分方程式しか解いていないし、シンプレクティックインテグレーターもマスターしていない。n階の微分方程式ぐらいならすぐできそうだけど、それ以降はどうかなぁ。とりあえず、手元に一冊、それらしい本を図書館から借りてきたので、折を見て読むとしよう。まだCに関しては、不自由を感じているので、それをもう少し埋めてからだな。
木曜日は、経済物理の論文を輪講する授業がある。今日やった内容は、非常に面白かった。Gibratの法則(経済ユニットのサイズと、それらの成長率は統計的に独立であるという法則)を仮定すると、Paretoの法則(いわゆるべき乗則)が導けてしまうという脅威の結果。経済物理もなかなかすげぇじゃないかって!思ってしまった。確率過程の話といい、経済物理はなかなかいいネタを持ってるのかもしれないなぁ。ちょっと周辺論文でもあさってみようかなぁ。
まぁ、とはいえ先は長い。まだ一階の微分方程式しか解いていないし、シンプレクティックインテグレーターもマスターしていない。n階の微分方程式ぐらいならすぐできそうだけど、それ以降はどうかなぁ。とりあえず、手元に一冊、それらしい本を図書館から借りてきたので、折を見て読むとしよう。まだCに関しては、不自由を感じているので、それをもう少し埋めてからだな。
木曜日は、経済物理の論文を輪講する授業がある。今日やった内容は、非常に面白かった。Gibratの法則(経済ユニットのサイズと、それらの成長率は統計的に独立であるという法則)を仮定すると、Paretoの法則(いわゆるべき乗則)が導けてしまうという脅威の結果。経済物理もなかなかすげぇじゃないかって!思ってしまった。確率過程の話といい、経済物理はなかなかいいネタを持ってるのかもしれないなぁ。ちょっと周辺論文でもあさってみようかなぁ。
今日は駅前まで買い物に出かけた。基本的には生活雑貨をそろえるためだった が、久しぶりに駅前まで来たのでついふらふらと散策してしまった。(ウインド ウ)ショッピングってのもなかなか楽しい。その中でもひときわ目を引いたの は、お花やさん。なんとなく花を愛でていたら、おもしろい花を見つけた。これ は面白いなぁと思って、値札を見てみたら、なんと!3つで105円ではない かっ!!安い!!!と思って、早速購入。お花の名前を聞いてメモを取っても らった。何やら、「ネメシア」というらしい。(ちなみに今日アマゾンから届いた本もメシアであ る。こっちも安い。)ほかの二つは、「ミニバラ」と「ベルフラワー」。「ベル フラワー」は「乙女桔梗」ともいうらしい。喜々揚々として研究室に帰って、早 速ネットで調べると、なんと!!ネメシアとこの不思議な花は似ても似つかない ではないかっ!!!店員さんにだまされたっつ!う〜ん、無知というのは恐ろし くこわい。嘘をつかれても、それに全く気づかないのだから。(まぁ相手はそん な気はなかったと思うが。)こうなったら徹底的に調べてやろうと、ネットで調 べまくったわけだが、結局わからず・・・。今度図書館で調べてみよう。
今日は研究室でほぼ徹夜。今は午前の6時半だ。恐ろしい生活サイクルに なってきた。なんか、今書いているのが今日の日記なのか明日の日記なのかわからなくなってきそうだ。どうも、集中できるときに集中的に課題をやりこなそうとする質だから、体をこわしてしまうんではないかとときどき不安になる。今日は、勝さんと位相に関する簡単な議論と数値積分に関するプログラミングをやった。プログラミングはまだ馴れていないせいか、ささいなミスが多い。””がついているかいないかで数時間悩んだり、変数がちょっと違っているだけで、とんでもない結果が出てきたりと、やった成果はい たって普通なのだが、えらい苦労した。おかげあってか、今日中には、積分にかんするプログラム(台形則やらシンプソン則やらニュートンコーツやら)を習熟できた気がする。まぁ、データの考察はまだ浅いかもしれないが、少し満足感がある。ほんとこのままではCの信奉者になってしまうよなぁ…。それはさておき、次は微分方程式だな。
今日は研究室でほぼ徹夜。今は午前の6時半だ。恐ろしい生活サイクルに なってきた。なんか、今書いているのが今日の日記なのか明日の日記なのかわからなくなってきそうだ。どうも、集中できるときに集中的に課題をやりこなそうとする質だから、体をこわしてしまうんではないかとときどき不安になる。今日は、勝さんと位相に関する簡単な議論と数値積分に関するプログラミングをやった。プログラミングはまだ馴れていないせいか、ささいなミスが多い。””がついているかいないかで数時間悩んだり、変数がちょっと違っているだけで、とんでもない結果が出てきたりと、やった成果はい たって普通なのだが、えらい苦労した。おかげあってか、今日中には、積分にかんするプログラム(台形則やらシンプソン則やらニュートンコーツやら)を習熟できた気がする。まぁ、データの考察はまだ浅いかもしれないが、少し満足感がある。ほんとこのままではCの信奉者になってしまうよなぁ…。それはさておき、次は微分方程式だな。
昨日は徹夜した。勉強を夜中までやっていたことと、島田研の先輩と話していたことがあいまったせいもある。さーすがにしんどい。
今週の電子相関のゼミは、先生の都合もあって今日やった。今日の内容は、2電子系の電子相関で、原子が2つで各原子に対し原子軌道がただ一つ決まるという(おそらく系としてはもっともシンプルな)ものを考えた。実際には、Hubbardモデルを使うのだが、それに際して電子の飛び移りやら電子のイオン状態やらスピンやらを考えねばならず、すっげー苦労した。ゴリゴリした(?)Hamiltonianを解いたり、シングレット状態やらトリプレット状態やらを考えたり、適当な近似を使って物理的なイメージをしたりと内容は盛りだくさんのように思われた。う〜ん、ゼミでこんなに敗北感を覚えるとは・・・。後半戦とかは、徹夜で頭がボーっとしてるのと、物理的なイメージがわかないのとで、単に式を追ってるだけになってしまった。しかも、先生にずいぶんと示唆をされながら。こりゃ、復習しっかりしとかなきゃなぁ〜。来週からは俺の発表で、(先生もただでは済ませないように狙っているようだが、)ささっと切り抜けてやろう。準備はもう出来上がってるわけだし。問題は、くどいようだけど今日の復習だな。
今週の電子相関のゼミは、先生の都合もあって今日やった。今日の内容は、2電子系の電子相関で、原子が2つで各原子に対し原子軌道がただ一つ決まるという(おそらく系としてはもっともシンプルな)ものを考えた。実際には、Hubbardモデルを使うのだが、それに際して電子の飛び移りやら電子のイオン状態やらスピンやらを考えねばならず、すっげー苦労した。ゴリゴリした(?)Hamiltonianを解いたり、シングレット状態やらトリプレット状態やらを考えたり、適当な近似を使って物理的なイメージをしたりと内容は盛りだくさんのように思われた。う〜ん、ゼミでこんなに敗北感を覚えるとは・・・。後半戦とかは、徹夜で頭がボーっとしてるのと、物理的なイメージがわかないのとで、単に式を追ってるだけになってしまった。しかも、先生にずいぶんと示唆をされながら。こりゃ、復習しっかりしとかなきゃなぁ〜。来週からは俺の発表で、(先生もただでは済ませないように狙っているようだが、)ささっと切り抜けてやろう。準備はもう出来上がってるわけだし。問題は、くどいようだけど今日の復習だな。
何も哲学的な語ろうと思うでもない。単に量子力学を勉強して、ジャイアントミジンコ(以下ミジンコ)を観察した。それだけ。
ひっさしぶりに量子力学を復習した。案の定、さっぱり忘れていて少しあせった。というのも、物性のゼミで扱っている本を何と無しにやっていたら、どうも量子力学が気になってきたからである。島田先生や中川先生に会ってから、量子力学に関して否定的なイメージを植えつけられた気がするが、こうも量子力学が自由に使えないと不備を感じる。もともと量子力学の数学的な構造には興味があったのだが、どれもこれも勉強していたのでは、研究もおぼつかなくなると量子力学の勉強はお預けにしていた。なにより、目下の研究で量子力学の必要性を感じられなかった。島田先生に教えられたように、研究をするにあたっては、どれもこれも勉強していたのでは研究はできない。
それにしても、ミジンコの動きは不可解だ。量子力学が万能なら、こいつらの考えてることや動きをなんとか解明してほしいものだ。やっぱり、解くスケールが電子などの素粒子と生物とではかけ離れている。生物にかぎらず、非線形非平衡系の題材を扱うときに、量子力学(なりその数学的枠組み)がどれだけ有用なのだろうか?今の私には、量子力学の否定的なイメージだけが先行していて、それを深く考え詰める術を知らない。何かを否定するためには、その何かを多少なりとも考え詰めなければならないというのも重々承知ではあるのだが…。あるごく小さな物性論者の呟きでした。
ひっさしぶりに量子力学を復習した。案の定、さっぱり忘れていて少しあせった。というのも、物性のゼミで扱っている本を何と無しにやっていたら、どうも量子力学が気になってきたからである。島田先生や中川先生に会ってから、量子力学に関して否定的なイメージを植えつけられた気がするが、こうも量子力学が自由に使えないと不備を感じる。もともと量子力学の数学的な構造には興味があったのだが、どれもこれも勉強していたのでは、研究もおぼつかなくなると量子力学の勉強はお預けにしていた。なにより、目下の研究で量子力学の必要性を感じられなかった。島田先生に教えられたように、研究をするにあたっては、どれもこれも勉強していたのでは研究はできない。
それにしても、ミジンコの動きは不可解だ。量子力学が万能なら、こいつらの考えてることや動きをなんとか解明してほしいものだ。やっぱり、解くスケールが電子などの素粒子と生物とではかけ離れている。生物にかぎらず、非線形非平衡系の題材を扱うときに、量子力学(なりその数学的枠組み)がどれだけ有用なのだろうか?今の私には、量子力学の否定的なイメージだけが先行していて、それを深く考え詰める術を知らない。何かを否定するためには、その何かを多少なりとも考え詰めなければならないというのも重々承知ではあるのだが…。あるごく小さな物性論者の呟きでした。