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4/12に復習するといってたことを復習した。明日から自主ゼミが始まる。その準備の意味も込めて。
一つ疑問点が見つかると、その周辺知識を探る。その周辺知識を探っているうちに、また一つ二つと疑問点が見つかる。そうやって行くうちに、曖昧だった知識が互いに結びつき、一つの秩序だった考えが垣間見えてくる。学問分野同士のつながりが見えてくるといったら少し大げさだが、そういう勉強はなんだか楽しい。綿矢りさが「蹴りたい背中」で、実験の班決めで班員が決まっていく描写があったと思ったが、そんな感じかな。知識と知識があっちいったりこっち行ったりしながら、互いに結びついていく。高校生の観察力とあの筆致、すごいなぁって驚いてた気がする。本文を引用したいんだけど、図書館で読んでしまったから引用できません。まぁ気が向いたらいつか載せます。
明日の自主ゼミでは、最近復刊されたとうわさの、久保の統計(湯川さんが編集してる岩波の奴)をやる。最初は、M1同士で自主ゼミをしようかと思ったが、俺のやりたい内容が、M2でやってる自主ゼミに近かったので、混ぜてもらうことにした。幸い、復習の時間も割いてくれるとのことだったので、うまい具合に合流できると思う。太田隆夫の非平衡と久保の統計では、風合いが違うので互いを見比べながら進めていくのは、面白そうだ。
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日記を書き始めて、14日目、2週間か。面白いことじゃなきゃ長続きしない私にとって、ちょっとした快挙かもしれない。日記を書くということについて、一度友達と議論になったことがある。
私が日記を書く動機付けは、その日その日に得られたことが貴重で、忘れてしまうのが嫌だからということになろうか。私がカナダに短期留学をした(こんな奴参照)とき、5日ぐらいして、日記を書き始めた。というのも、カナダ滞在中に感じたこととは、毎日が新鮮で貴重だったからである。いわゆる異文化間交流という奴であろうか、日本人では考えもつかないことをブラジル人やらフランス人やらイギリス人やらはしでかす。こういったことは、考えてみると面白いことばかりで、何がしか自分で考え直される点があった。だから、そういう経験を自分の財産とみなし、日記をつけようなどと思ったんだと思う。付け加えておくと、前もって短期留学中に日記をつけようと企画していたわけでもなく、それまでに日記をつける習慣なども皆無であった。友達に日記をつけることを勧められたでもない。何もないとこらから、いきなり書きたくなったのである。おそらく文学に目覚める人って、こんななんだろうな。蛇足ながら、私は小説を書き始めたこともあった。が、出来上がったものを見てみると、自分の伝えたいことはこんなじゃない!とせっかく作った文章を破棄してしまった。あまりの文章力のなさ。描写の下手さ。設定の曖昧さ。どうもダメである。
そのときの友達の意見も紹介しておこう。彼は、いわゆる継続は力なりといった具合に、「日記は毎日書くことに意味がある」と言ってのけた。日記を書くと一日の反省にもなるし、見聞きしたことを文章化することで考えをまとめることもできる。それを毎日続けているんだいいことだろうと言う具合だろう。うん、まぁ、それも一理あるかもしれない。一つのことを曲げずにやりとおす。日本人(まぁ、俺もだけど)は、こういう考えが好きな気がする。
けど、個人的には、ちとおかしいと思う。まぁ、日記をつける意義付けの問題だとも思うが、それだと日記をつけること自体が目的化しすぎてしまう気がする。何のために日記つけてるか?日記をつけるために日記をつけてるのでは意味がないし、かといって三日坊主というのではなんだかしまりがない。やはり、毎日がその人にとって(日記を書きたくなるぐらい)新鮮であって、その結果毎日日記を書いてしまっている。こういう状況が一番いいのではないかなぁ。なんか、自分で自分を戒めている気がするが。
ということで、今日はさして何かしたわけでもないので、何も書きません。これの理由付けに、上述のような文章を並べたとなるとちょっと阿呆だよなぁ。というか、友達に内容がマニアックすぎてついていけないといわれた影響もあるでもなし。。。
今日のテーマの文学は少し大げさかな。
今日は、夜の2時まで研究室に居た。 思いの外、勉強にはまってしまって…、まぁその辺はこの後の文章で。 さすがに疲れたなぁ。
茨城大学の物性研の院生を中心にセミナーを開くことにした。 というのも、①大学院生同士でどんな研究をしているのかが見えにくい②他の院生と積極的にディスカッションをしたい③研究のペースをつかみたい、の3点かな、個人的には。 直接的にきっかけになったのは、D1の吉田さんにどんな研究をしているのかたずねたこと。 なにやらつっこんでみたくなったが、説明がちぐはぐで、どうもわかりにくっかった(吉田さん、すいません)。 そこで、セミナーで発表してもらおうと。 考えてもみれば、自分も卒研の発表をしたい。 まわりの院生がどんなことをやっていたのか知りたい。 そういうわけで、「物性しゃべり場」なるインフォーマルセミナーを立ち上げた。 幸い、勝さん,吉田さん,平安くんにも賛同をえられ、実行段階にうつした。 院生もしくは学部学生がメインで、研究発表,勉強会,講師を招いてセミナーなどをする。 基本方針は、形式ばってなくて、皆で和やかにお話しができること。 疑問に思ったことがあったら、すぐその場で質問できるような環境だね、具体的には。 それと、院生全員が自主的に発表をすること。 ここは、各人各人の研究のペースがあるから、難しいけど、原則、自主セミナーで。 まぁ、今後は研究室のみんなの意向もあるから、考えていかなければならないことではあるな。 部屋は、違う研究室のところだが、仲のいい先生の部屋なのでなんとかなるだろう。 連絡のツールとして、MLも同時に立ち上げる。 こっちは、他の院生方の連絡待ち。
今日は勉強もはかどった。 前述のHS論文の件もあったので、早く理解したいことが多かった、そのお陰もあるか。 今日はこの一言。 熱ゆらぎの面白さに気づく。 これに尽きる。 HS論文の中身を反芻していたこの数日間、なぜこの研究が面白みを持つのか、煮え切らないところがあった。 それが少し晴れた気がする。 熱ゆらぎは、熱平衡近傍の現象であるにも関わらず、ある種のフラクタル構造が見られる。 多くのフラクタル構造は、非平衡系で見られるがゆえに、この現象はある種異例である。やはり、過去の研究が影響を与えているのか、自然界には何故かくもフラクタル構造が見られるのかには興味があり、熱ゆらぎは、その意味でも面白い。 HS論文は、熱ゆらぎの主要な道具立てでもあるランジュバン方程式に疑問点を投げかけるかもしれないということで大きな意味をもつ。 しかも、その主張は、Fickの法則ともつながるという意味で、信憑性が高い。 とりあえず、明日以降、中川先生とHS論文について、もう一度話す機会をつくろう。 それまでに、しっかり自分の考えをまとめておかねば!
今日は、鍵の複製やら奨学金のことやら文献の一部の複写やらメールの設定やらホームページの改良やらソフトのインストールやら。 雑事が多かった。 卒研の発表準備くらいかな、やったといえば。 今日は、何もやってないに等しいなぁ。
変な夢を見た。
学校の卒業式。 俺は卒業生。 同じクラスのそこまで仲の良くない友達が同性愛者で、そいつに追い掛け回される。 なぜか、後頭部の髪の毛を触られて、それが嫌で嫌で逃げ回る。 学生相談室に逃げ込み、中年のカウンセラーと話す。 学生相談室も変なつくりで、入り口が車のドアで、入ると芝生その先にカウンセリング用の机といす。 そのカウンセラーに「同性愛者に追い掛け回されている」と相談すると、有無も言わさず、本を紹介された。 何の関係もない本である。 相談にはぜんぜん応じてくれず、芝生にある本棚をあさる。 本棚をあさっているときに、カウンセラーから「前兆があったか?」と聞かれた。 考えてみればあった気がしたので「あった」と答えると、「それは重要だ!」とカウンセラーは答え、一冊の本を差し出す。 物理の本である。 分けもわからず、とりあえずその本を持ち帰り、部屋を出ようとした。 そのとき、例の同性愛者が入り口に立っていた。 俺は、悲鳴をあげた。

やばい!寝過ごした!急いで学校に向かわねばっ!!ある朝の光景でした。
なんとかランジュバン方程式、FDTを勉強してから「HS論文の先」セミナーに臨む。 論文にはさほど目を通せなかったが、中川先生が丁寧に説明してくださったお陰で、要点を押さえることができた。 なるほど、なかなか面白い。 これを京大のD3の学生が書いたというのだから、感心してしまう。 それに、中川先生のHS論文に関する見方、それに対する考えや今後の方針もさすがだ。 実際に、こういうセミナーを開くというのも、研究手腕があるからこそであろう。 今の自分ときたら、未だに卒論の内容発表すらできていない。 こういう行動力の差は大きい。 まだまだ見習わなければならないことが多いなぁ。 さて、HS論文を完璧に理解するには、まだ相当量の知識を理解しなければならない。 しかし、「これをやるには、こういうのが必要だ」というのがはっきりしたというだけでも、今日はうるものがあったと思える。 それに、話の中で、中川先生がたんぱく質を研究対象にする理由が垣間見えたというのもある。 少し話が変わるが、私が中川先生を希望するにいたったのは、東大の金子先生の影響が大きい。 最初中川先生の話を聞いたときは、いくら生物物理とはいえ、なんでたんぱく質なんだ?とか思ってた。 だが、今となって考えてみれば、たんぱく質を扱うというのは非常に理にかなっていて、研究対象として十分に考えうると思う。 中川先生の影響か読んできた本の影響かなんだかわからないが、こういう考え方が変わってくるというのは不思議なものだ。 とはいえ、私がB4でやってきた木の枝ぶりというのが面白いというのは消えたわけではない。 Lシステムやフラクタル,パターン形成の研究に発展性があるのかはさておき、単に、あの木の枝を説明するのに、私の知りうる限りの理論では不満というだけのことだが。 まぁ、木の枝ぶりの研究の中でも、どれが本質的な問題かは考えなければならないかもしれない。
全体的に取り止めのない話な気がするが、今の自分の頭の中もそんな感じなので仕方がない。
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