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今日は、何故かS先生の誕生日会に参加して、その流れでS先生のイブニングセミナーに参加した。(ってか、S先生って多くて、読者には誰が誰だかわからないよなぁ、まぁいっかな。)セミナー自体は一般向けだったし、いや、一般向けの話だったが、今後の物理の方向付けみたいなものをS先生の視点で語っていったという感じ。俺には、半ば当たり前のようなことばかり。よーは、これからは非線形非平衡ってこったろ。対象は、ちっちゃい粒子(素粒子)とか固い物性(固体物理)とかだけじゃなくて、生物とか化学とか経済とか広く求めていけと。ただ、量子力学とかをかるんじてはダメだと。大体そんなことと解釈した。(こんな俺にはわかりきっていると思っていること)でも、一般の人にそれをあえて言うことが、何がしかうったえかけになるってこった。俺は生物をランジュバンの観点からとりあえずの理解を求めていく、そういう立場の人間だから、「多体のランジュバンからどうやって生命現象を語るのさ」的な質問をぶつけたら、ごっちゃごっちゃの議論を得て、既存の物理の例えば自由エネルギーとかポテンシャルエネルギーとかそういう概念にとらわれない新しい物理を構築していく必要があるんじゃないかってS先生は結論していた。じゃっかんこれは過激な意見だが、考えてもみれば、関本氏のStochastic Enegeticsにしても、藪から某に熱だ仕事だとやっているわけだ。その意味では、自由エネルギーを付加的な意味で拡張している。S先生の言うとおり、ぜーんぶなしで新しくという観点では、ちょっと道が見えにくいが、とりあえずは、既存の物理の考え方を広げていく、その上で、ぶっ飛んだことが考えられればいいわけだな。まったくの無しから、産物をたたき出すのは、難しい気がする。それにしても、なんとも捕らえにくい質問だったな。俺は、こんな質問されたらやだけどな。でも、自分の気にしていることでもあるし、マニアックなやり取り(多分周りの人には宇宙語に聞こえていただろうな)はこの際周りの人には目をつむっていただければ。
昨日から、FFTのゼロ詰めについて考える。どうもゼロ詰めした個数によって、相関関数の値が(遠い値だけじゃなくて、近くの値も)変わっちまう。微妙にかわるだけだけど、どこがどう影響しているのか。コイツさえ片付けば、やることが一気に見えるんだけどなぁ。
秋の長雨。
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しまった。今日はネットにつなぐコードを研究室に忘れてしまった。更新が一日ずれてしまうが、、、まぁ、仕方ない。
今日はS研のGさんがずいぶん先生に叩かれたようで、めずらしくへこんでいた。同じM2ということで、なんとか慰めようとして、話を盛り上げたり、元気付けさせたり、とにかく前向きにさせようとしたが、数時間後にはいつもの調子に戻っていた。感謝された感はあるが、心配して損したような気がする。まぁ、いいんだけどさぁ。もっとも、人の心配なんぞしている暇はもとより俺にはない。俺は甘いというか、いや、そんなのどうでもいい。とにかく自分のやるべきことをまっとうするだけだ。最近は雑念が多くていかん。
どうも学会中にSS先生から言われたことがどうも頭から離れない。話した内容で、特に覚えているのは、社会人と院生の忙しさについてと、院生の日常生活の送り方かなの二つかな。(まぁ、進路に関してもあるが、それはまた別の日に譲る。)社会人と院生では、忙しさの質が違う。だから、社会人がこちらの悩みも知らずに、したれ顔して「学生はラクでいいよなぁ」というのにちょっと反感を覚えていた。ただ、そんなことをSS先生に言ったら、「それを言うんだったら、社会人が時間を拘束されている時間は最低勉強なり研究なりをした上でいわねばならん」とあっさり一蹴されてしまった。まったくその通りなんだ。俺も十時間は研究室で自分を拘束しなければ、社会人に対して対等に意見することができないというわけだ。やはり学生は甘いか・・・。いや、甘いのは俺だな。それと、もうひとつは、院生の時間の使い方みたいなところか。俺の場合、やるときは一気にやって、やらないときはグダグダやるかやらないか。でも、ある程度コンスタントに研究していかないといかんってこった。これは、中川先生からも言われていたことで、この辺、少しは改善しないとなぁ。くっそー、また吹き込まれたなぁ。
今日はぐだぐだ研究をしていたわりに、意外と進んだ気がする。おもいっきり集中して、机にしがみついてやっていたときでも、あんまり進まないときってあるのに、なかなか研究って不思議だ。でもまぁ、かといって毎日ぐだぐだやっていても進まないわけで、こういう集中やっている日があるからこそ、こういう日もあるわけだ。まぁ、そんなに進んだわけでもなく、ちょっとバグにつながる単純な要因を搾り出せて、そこを少し改良できたというだけの話だが。
うちの中学の時の先生で、テニス部の顧問だった園田先生が、「テニスの実力は、階段状に上がっていく」「勝負は、停滞気味のときにいかに頑張れるかだ」とおっしゃっていたが、まさに研究もその通りかもしれない。まぁ、これはテニスに限らず、スポーツ全体にいえることかもしれない(が、俺は本当に打ち込んだスポーツはテニスしか無いのでなんともいえない)。これには個人的にしっかりとした理由あって、伸びるときのきっかけは微妙な足の動かし方、体重移動、フォロースルー・・・こういった微妙なことに気づけて、これでよくなったと本人が気づければ、あとは体得するだけなので練習をすればよい。ここがいわば階段の上がっているところだ。ただ、どうすればよくなるか気づけないときって言うのは、ただ玉を打っているだけで、一向に実力が伸びてこない。ここが階段の停滞ラインで、勝負はこのとき。うまくなっているときの自分は気持ちがよくて何もいわれなくても練習をするが、こういうときは、なかなか気持ちの面でも乗ってこない。まぁ、だからここが勝負で、この期間があるからこそ、実力の伸びが見れてくるとこういうわけだ。
学会の終了後に中原先生に声をかけられて、レオロジーのミニ研究集会に参加させていただいた。前もって準備もできてなかったし、登壇者が皆俺よりも(キャリア的にも年齢的にも)上の方々だったので、らしくも無くとても萎縮してしまった。振り返ってみると、早口でだーっと言ったわけではなかったから、そこまで悪くもなかった気がするが、なんだか乗り切れなかった。やはり、こういう時って自分の内容に自信のあることじゃないと、うまくプレゼンできんな。少なくとも俺の場合。現段階では、さほど自信のある結果とはいえんし。ただ、自分で納得の行くような結果、もしくは、やれるだけはやったぞといった場合には、たとえ大御所だろうと萎縮はしないけどね。
研究会自体は、どうも流体よりの記述が多くって、普段ランジュバンばかりをいじっている自分にはなかなかとっつきにくさはあった。というか、俺がもう少し流体をかじっていれば、いくらでもフォローできたと思うが、現段階ではちょっと厳しかった。ただ、目指している方向は近からずとも遠からずで、記憶を生み出す力学的モデルの構築という点で、非常に親近感を覚えた。面白い話が聞けたと思うし、自分の研究に対する多少のフィードバックはかけられたと思う。だから今日は結構進んだ、そう捉える。
明日は、テニスでもしたいなぁ。でも、する相手がなぁ。
普段は外出中はなかなか更新する機会がないんだけど、今日はなんとなく更新。
明日で学会最終日。今のところなかなか実りのある学会になりそう。ここに来て、ようやく学会の歩き方が分かった気がする。というのも、自分の研究テーマのある程度の照準が絞れてきて、そこの分野を専門でやっている人たちとうまくディスカッションができるようになったから。自分の専門分野の人を捕まえて、自分から話を振って相手の近況を聞く。それを通して、最近話題になっていることを聞いたり、自分のアンテナにかからなかった論文なりなんなりを聞くことができる。ある程度同業の人同士ならうまくgive&takeできることがわかったから、そういう人たち(今回で言えば特にOさんやIさんかな)とは今後もうまく連携をとっていきたい。今日は一週間近く悩んでいた式変形に関する情報が得られてとても満足。
今回の学会で今のところ面白かったのは、レオロジーのセッションと今日の非平衡基礎論の午後のセッション。今の自分の興味はずばりメモリー効果だから、それに付随した話が聞けた気がした。特に、中原先生のコロイド粒子のメモリー効果というのは目からうろこだった。自分が今気にしているメモリー効果というのは、比較的短くて強いメモリーだが、中原先生の講演で出てきたものは長くて弱いメモリー。いままで自分はメモリーは全部同じと思っていた分、その辺は驚きだった。そのメモリーの機構自体しっかりとした物理的な描像がある(が、まだ定式化はなされていない?)からイメージをわかせることができた。それと、メモリーがでてくる機構というのにも興味があったから、高分子の話や熱伝導の話、そこに何がしかのメモリーが絡んだ機構が抽出できるんじゃないかとあれこれ創造を働かせたりもした。まぁ、今やるべきことからは遠くはなれたことも多いかもしれないが、こうあれこれ考えるのは面白いことだ。
あと、勉強の観点で言えば、Fokker-Planck方程式周辺かな。今までLangevinしか頭になかったけど、ふぉッカープランクでも結構いけるとこがあるんじゃないかと。あと、最近ジャルジンスキーがフォッカープランクから経路積分をつかってうーたらって論文もあるって言うし、その辺にも手を出したい。ただ、その前にFractional Langevin eqかな。ある程度の理解はあると思うが。
あと、
今日のセッション全体を見て感じたことだが、うちらの分野である程度計算機を使える人はMDに走って、俺みたいな(?)あんまり数値計算の効かないやつはLangevinに走るのかなって気がしたwこっちの分野で、Langevinでやっていることに、ある程度の自己正当性が得られた気がした。いや、特に深い意味はないが。
それと、ひとつ。自分の研究に対する考えを。GLEの数値計算をすると言うことに近頃埋没している気がするが、GLEは多体LEを扱う上で、若干粗視化したスケールでものを見ている。なんだかよくわからない内部自由度を含む系を、なんかしらんけどメモリーだと考えてえいやっとしてしまえというのり。それと、ノイズというのをより細かく見ているという意味もある。普通(こういうのに適応されるかどうかはさておき)繰り込んで無視されてしまうようなノイズまで考えているという見方もできる。時間相関がべきになるような時間スケールでも長い時間スケールで見ればそれはホワイトノイズになる。そのいみでミクロとマクロをつなげているのかなぁと思う。研究する意義は大いにあると思うが、なかなか大変さね。まぁ、今は結構いい感じだし、同業のOさんにも負けられんから、一気に加速してやっつけにかかりますが。
結構長く書いた。全体あいまいかもしれんが今日はここまで。
論文が降ってきたー。。。昨日は研究室で寝てました。明日から学会。
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