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結構時間は費やしてるつもりなんだけど、なかなかダメだなぁ。来週の月曜に中川先生に現状報告することになったけど、こりゃなかなか手痛いことになりそうだなぁ。大丈夫かなぁ、俺。
今日はイブニングセミナーが水戸であって、たまたま興味をそそるタイトルだったから参加した。いわゆるサーカディアンリズムの話で、何やらすごい大御所っぽい先生だったなぁ。あの雰囲気とか、語り口とか、イブニングセミナーでは、結構な先生を集めてるのかもしれない。講師は産総研の石田直理雄先生で、学生時代に感銘を受けた本とか、研究に対するスタンスのとり方とか、あともちろん内容も、想像以上に面白かった。生物の実験屋さんの話は、いつ聞いても神業のようにしか思えない。「こいつら口では簡単に言うけど、よくそんなことができるなぁ。」っていうものの連続。いつ聞いてもその技術には唖然とします。しかも、いろいろな知識がバンバン出てくるから、聞いているだけでも、知識が飽和状態になっちゃって、物理屋として何をすればとか何が面白いかとか、どれも面白いことではあるのだがなかなか的が絞りにくい。研究者というスタンスであぁいう話を聞くのであれば、ある程度どんなことが為されているのかを知った上で、あらかじめ的を絞って聞かないと、関心の連続になってしまう。ってか、そんな知識はカバーできないから、トレンドのものぐらいはしっかり見ておかないとな。そういえば、長谷川先生が講義が終わったあとも積極的に質問していたな。あぁいう姿勢はさすがだなぁ。面白そうなことはたくさんあったんだけど、こっちはなんだかおなかいっぱいになってしまった。
サーカディアンリズムの話は、耳学問程度だったけど、今日聞いたら、割と学問的にリッチな気がして、研究をやる人の気持ちがだいぶ分かった気がする。なかなかやりがいがありそうだ。出てくる結果も面白いものが多いし。でも、例えば、リズムが出てくることをまじめに考え出すと、複雑すぎて絶望的にもなる。脳科学とかみたいに、ごっちゃごちゃしすぎてて何が何だかって感じだろう。ショウジョウバエでさえ、かなり複雑な気がする。まぁ、そのなかでもドミナントなことを考えていけばなんとかなるっちゃなるけど、なかなかもやもやっとしたものは晴れにくいのかな。
「研究はある程度自由な環境でやらないと、いい結果が出てこない」今更という気もしたが、なんか印象的だった。その通りだな。きびすを返すと、企業に勤めて日常に忙殺されることになると、何もクリエイティブなことはできないってこっちゃ。意見にはすごく(!)賛成だけど、なんか複雑な気分だなぁ。
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無題
石田先生からこのエントリに対する注釈のようなものを頂きましたので、以下に割愛し掲載いたします。

この仕事は15人くらいの若いメンバーが約10年かけて得たデータを濃縮して話したものです。君ら(理論)の分野と違い我ら実験系はわりとチームワークの団体競技なのです。
いまで 2006/08/23(Wed)18:04:23 編集
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