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いかん・・・。生活のサイクルが不規則になってきた。どうしよう・・・。う〜 ん、無理せず、早く寝ればいいんだろうな。
今日は、いろいろとおしゃべりの多い一日だった。主として、M2のカツさんと 物性研OBの山田さんと。カツさんとは、Linuxの扱いや Mathematicaについて、あと研究について。OBの山田さんとは、初対 面だったが、こちらもいろいろと参考になる話が聞けた。カツさんは最近計算機 の必要性が見えてきているようで、MathematicaやLinuxのノウハウを求めてきて いる。研究室同士のメンバーで、お互い教え合えることはしあうのが流儀。俺程 度のスキルで教えるなんてのは、少し出過ぎた真似のようではあるが、できる範 囲でもそういうスキルがあるのであれば、真摯に教えてあげるべきだ。
カツさんとのお話の中で、「研究の核になるもの」という言葉が耳に残った。研 究をする上での技術のことをいっていたのか、研究を始める動機のことをさして いたのか、それとも研究の構想を練る段階でのことをさしていたのか、何をさし ていたのか話の中からくみ取ることができなかった。それに、「研究の核になる もの」それ自体にさして重い意味はなくて、ただ言葉が一人歩きだけしてるのか もしれない。いずれにせよ、今の自分に一定の余韻を残させているというのは確 かで、いまいち何が気にかかっているのかはわからない。(なんじゃそりゃ。) おそらく「自分の研究の核になるものは何なのか」という内省の意味合いが強い のかと思うが、定かではない。なんとなく、この言葉を反芻してる、そんか感 じ。
山田さんとのお話は、カッコつけていうなら研究者同士の会話ができた感じがし た。お互い今の段階で何がしたいのかを言明しあえた気がする。無論、俺の方は 現段階で極めて表面的で薄っぺらい、そんな気がしているのだが・・・。いずれ にせよ、山田さんの話はところどころ〔生意気かもしれないが〕甘いと思うとこ ろもあった〔し、それを問いただすこともした〕が、総じて視点に独自性はあっ た。そういった意味で、今の周りにいる院生よりは研究者として好感がもてた。 やはり研究者であれば、誰に言われるでもなく自分の興味のあるテーマを見つけ 出して、周りを巻き込んででもそれを押し進める勢いが必要だ。〔某S先生のい うように〕”過去のこれまでの研究や学問的プロパガンダといったものは摂動と して入れるべき”であって、研究の核があってこそである。(早速、上の言葉を 使ってしまった!)なんだか自分に言い聞かせているようだが、例えば自分の研 究なのに指導教官の先生の趣味や風合いが色濃く出てしまったりとか、例えばど こぞでよく知られたような小手先の手法でできて上がってしまうような研究だと か、例えば実物にも即していないで勝手に理論〔というにはあやしいもの〕をつ くってしまったりとか、例えばなんだかんだいってうまくものを説明していても 物理的な普遍性が一切見いだせないような研究とか、例えば自分のモチベーショ ンがしっかりしないまま単に流行に流されて研究テーマを決めてしまったりと か、例えば、例えば、・・・。自分で言っていてもなかなかそういう研究は難し いとは思うのだが、研究者である必要十分条件はこれにつきると思っている。
だいぶ内容がずれてしまった。山田さんから具体的にいただいたアドバイスで頭 に残っているものを列挙して、今日はもう寝る。よく聞くようなこともあった し、その是非もさておき、何も考えずにただ頭に残っていることを列挙する。・ 学内にこもっていてはだめ、行動範囲は広げるべき。・〔しゃべり場について〕 発想自体は面白いと思うが、物性理論内だけでやりくりするのはなかなか難しい のでは。個人の問題ではなく、全体の問題。他学部、他大にけしかけてみるのも 一手。・学際的な交友関係は広げるべし。・学問分野間でのつながりを見つけ る。具体的には、論文を読む。・自分の研究テーマいかんにかかわらず、自分が 面白いと思ったことは突き詰める。・論文の読み方について。データの処理な ど、論文だけでは見えにくいところにも注意を払う。論文を書いた人のスキルの 一部を身につけられる。 おぉ、結構頭に残っているなぁ。なかなかいい内容を 話し合えていた証拠かもしれない。山田さんは盲目にもかかわらず茨大で博士を 取得し、今なお研究に対して情熱を注いでおられる様子。山田さんに敬意を示し て、今日はおわりにします。
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