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速水
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男性
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生保社員
趣味:
テニス、将棋、投資
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物理を勉強してました
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ぐっすり眠ったお陰か、風邪もなおり、嘘のような回復。冷房つけたまま寝て風邪を引き、ぐっすり眠ってもとどおり治る。俺の体って、そんなに単純なのかなぁ(笑)
今日も発表の準備。というか、発表の準備と中身の勉強をごちゃ混ぜにやってて、どっちがどっちだかわからない状況がここ数日続いている。今日は今までやった内容を自分なりにまとめるという、やっとまともな発表の準備ができた。とはいえ、まだ発表予定の内容の半分をまとめたに過ぎない。明日明後日で出来る限り内容を拡充し、なんとかボーダーまで届かせないと…!それはともかく、今日のまとめはなかなかうまくいった。知識量は昨日とほとんど変わらないが、論理をすっきり通すことが出来た(気がする)。論文の内容についても先生と議論できて、すこしビジョンをはっきりさせることが出来たし、今後につなげることが出来そうだ。
およそ物理以外にも当てはまることだと思うが、バラバラになっている知識を一つの筋道をたてて秩序立てると言うのは、面白いことであろう。文科系とは異なり、うちらは数式を対象にしてなんとか筋道を通すわけだが、物理は特に数式の意味を考えなければならない。同じもの(同じ量や同じ文字)を表す式でも、表記が変わると意味合いが変わってくる。例えば、x=A,x=Bという2つの式を比較するというだけでも、数学的にはx=A=Bでなんら問題が無いが、物理的には、Aが実験的に出てきた量かとか理論的に出てきた量かということを気にしなければならない。実験的に出てきた量でも、観測の誤差がどのくらい見込まれるのかとか、どの因子が効いてAになるのかとか、オーダーがどうだとかを考えなければならない。理論的に出てきた値でも、果たしてそれが観測できる量なのかそうでないのか、x=Aが現実にはどう表現されるべきかとか等等。またx=Aとx=Bとが結びつくことによって一体何を表すのかといったことを考えねばならない。同じ式や同じデータを見ても人によって解釈が異なり捕らえ方が変わってくる。例えば、ma=FというNewtonの運動方程式を見ても、単に質量mに加速度aをかけると力Fになるんだーと思ったり、力を定義した式だと思ったり、力が働く結果加速度が生じるといった因果関係をそこに見たり、微分方程式(加速度は距離の二階微分)と捕らえたり、さらにそこから種々の物理法則を連想したり、相対論的に修正しなければならんと思ったり、もっと基本的にりんごが落っこちる現象を思い出したり、力がどうして働くんだとか思ったり、とにかく解釈はいろいろだ。それゆえ、論理の構成もある程度の制約はあるにせよ自由にできる。そこが物理の面白さでもあり、難しさでもある。途中で下らんと思って書くのやめたくなったが、中途半端すぎてなんとかオチを作った。
研究室の先輩のKさんにフラクタルの話をふられる。Kさんは(少し前の話だが)俺の卒研の内容を発表した際に、フラクタルに興味をもったらしく、最近になって関心が高まってきたらしい。確かにフラクタルは面白いとは思うのだが、今にフラクタルの勉強をしようというのはどうであろうか…。少し考えさせられてしまった。Kさんも「博物学的に終わってしまうようなフラクタルではなく、…」と言っていたが、う〜ん、ちょっと考えておこう。
今日も発表の準備。というか、発表の準備と中身の勉強をごちゃ混ぜにやってて、どっちがどっちだかわからない状況がここ数日続いている。今日は今までやった内容を自分なりにまとめるという、やっとまともな発表の準備ができた。とはいえ、まだ発表予定の内容の半分をまとめたに過ぎない。明日明後日で出来る限り内容を拡充し、なんとかボーダーまで届かせないと…!それはともかく、今日のまとめはなかなかうまくいった。知識量は昨日とほとんど変わらないが、論理をすっきり通すことが出来た(気がする)。論文の内容についても先生と議論できて、すこしビジョンをはっきりさせることが出来たし、今後につなげることが出来そうだ。
およそ物理以外にも当てはまることだと思うが、バラバラになっている知識を一つの筋道をたてて秩序立てると言うのは、面白いことであろう。文科系とは異なり、うちらは数式を対象にしてなんとか筋道を通すわけだが、物理は特に数式の意味を考えなければならない。同じもの(同じ量や同じ文字)を表す式でも、表記が変わると意味合いが変わってくる。例えば、x=A,x=Bという2つの式を比較するというだけでも、数学的にはx=A=Bでなんら問題が無いが、物理的には、Aが実験的に出てきた量かとか理論的に出てきた量かということを気にしなければならない。実験的に出てきた量でも、観測の誤差がどのくらい見込まれるのかとか、どの因子が効いてAになるのかとか、オーダーがどうだとかを考えなければならない。理論的に出てきた値でも、果たしてそれが観測できる量なのかそうでないのか、x=Aが現実にはどう表現されるべきかとか等等。またx=Aとx=Bとが結びつくことによって一体何を表すのかといったことを考えねばならない。同じ式や同じデータを見ても人によって解釈が異なり捕らえ方が変わってくる。例えば、ma=FというNewtonの運動方程式を見ても、単に質量mに加速度aをかけると力Fになるんだーと思ったり、力を定義した式だと思ったり、力が働く結果加速度が生じるといった因果関係をそこに見たり、微分方程式(加速度は距離の二階微分)と捕らえたり、さらにそこから種々の物理法則を連想したり、相対論的に修正しなければならんと思ったり、もっと基本的にりんごが落っこちる現象を思い出したり、力がどうして働くんだとか思ったり、とにかく解釈はいろいろだ。それゆえ、論理の構成もある程度の制約はあるにせよ自由にできる。そこが物理の面白さでもあり、難しさでもある。途中で下らんと思って書くのやめたくなったが、中途半端すぎてなんとかオチを作った。
研究室の先輩のKさんにフラクタルの話をふられる。Kさんは(少し前の話だが)俺の卒研の内容を発表した際に、フラクタルに興味をもったらしく、最近になって関心が高まってきたらしい。確かにフラクタルは面白いとは思うのだが、今にフラクタルの勉強をしようというのはどうであろうか…。少し考えさせられてしまった。Kさんも「博物学的に終わってしまうようなフラクタルではなく、…」と言っていたが、う〜ん、ちょっと考えておこう。
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