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生保社員
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テニス、将棋、投資
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に3年目にして初参戦してきました。会社の上司からは「大会に行くんだから、優勝を目指すように」とのこと。・・・通じないかもしれませんがもちろん冗談で、ちょっとフォーマルなセミナーです。狙いは、鳥居さんのお話。セミナー資料はニューメリカルテクノロジーズ社のホームページ内にあります。ちなみに、ちょいちょいnumtech社のコラムやら公開文書やらは見ていて、たまに紙に出して帰りの電車の中とかで読んでます。マニアックな筋では有名みたいです?
セミナーの話。出たのは鳥居さんのセミナーがらみで「金融危機とERM」の話。アクチュアリーのソサエティからはちょっとアウェーな視点かもしれないが、私的にはかなりまともなことを言っていると思う。私的に今日の内容を整理すると、統計学のモデルに基づいてやっても限界はある。そんなものうまくいく訳が無いのは、実務担当者であれば誰でもわかる(分かってない人は過信しすぎてる人か、気づいてない人でしょう)。ただ、それなりに説得力のある指標だからそれを出して、それを見てなんとなく満足してしまう。ただ、全うなリスク管理担当者は、「一応こうなってはいるけど、なんかこの辺あやしいな・・・。」って思っていろいろ調べて、「なんかこれはヤバそうだ。」って思ったら手を引く。それが仮に会社の経営体力を失いかねないことであっても、それをやっておくことで、万が一のときが起きた場合の会社の損失を最小限にくいとめることができる。今回の金融危機で勝ち組になったJPモルガンやGSはそういうことができた。ただ、今回の金融危機がここまで顕在化しなかったら、JPモルガンやGSのCROは絵空事を並べただけでなく、利益の源泉までぶった切った悪い人になりかねなかった。ここが運命の分かれ道。ここで全うなヤバそうなケースを見抜くことができるか、それを適正に見積もることが出来のか。今我々が今回の金融危機から考えることは、そういったヤバそうな状況をどれだけ考え、見積もることができるのか。でもそれって”経済ホラー小説”みたいでいまいち説得力に欠ける。数学的な根拠というよりは感に頼ってるだけなきもするし、第一そんな話を経営陣を交えてできるだろうか。・・・何はともかく、まず限界があることを最低限経営陣を含めて認知をすることからはじまりそうだ。そして、実現可能なアクションプランを作成しておくこと。そして、可能であれば、将来起こりそうないろいろなケースを考察しておこう。ここが腕の見せ所かな。こんなところかな。
鳥居さんのカッコいいと思うところは、実務経験があるところと数値計算に「滅法」強いこと。実務経験者であるが故に、モデルの限界をよく知っている。ここは当たり前かもしれないけど、大事なことなんです。自分がいろいろと調べては試し調べては試ししていて、どうしてもうまくいかないって途方に暮れていたときに、「そもそもそういうのってリスク管理の前では無能だよね」って言い切ってしまうスタンスは結構救われた気がしたんですよね。数値計算に関しては、僕はへなちょこなんでうらやましいなって感じかな。あと今日Fさんが「東大の中でもいかにも頭の良さそうな人のしゃべり口」っていってたけど、確かにそれもあるかも。ただ、あぁいうしゃべり口は会社の中では顰蹙をかいそうかな、僕は好きだけど(笑)久しぶりにだだ書きしました。今日はなんか面白かったので。では。
セミナーの話。出たのは鳥居さんのセミナーがらみで「金融危機とERM」の話。アクチュアリーのソサエティからはちょっとアウェーな視点かもしれないが、私的にはかなりまともなことを言っていると思う。私的に今日の内容を整理すると、統計学のモデルに基づいてやっても限界はある。そんなものうまくいく訳が無いのは、実務担当者であれば誰でもわかる(分かってない人は過信しすぎてる人か、気づいてない人でしょう)。ただ、それなりに説得力のある指標だからそれを出して、それを見てなんとなく満足してしまう。ただ、全うなリスク管理担当者は、「一応こうなってはいるけど、なんかこの辺あやしいな・・・。」って思っていろいろ調べて、「なんかこれはヤバそうだ。」って思ったら手を引く。それが仮に会社の経営体力を失いかねないことであっても、それをやっておくことで、万が一のときが起きた場合の会社の損失を最小限にくいとめることができる。今回の金融危機で勝ち組になったJPモルガンやGSはそういうことができた。ただ、今回の金融危機がここまで顕在化しなかったら、JPモルガンやGSのCROは絵空事を並べただけでなく、利益の源泉までぶった切った悪い人になりかねなかった。ここが運命の分かれ道。ここで全うなヤバそうなケースを見抜くことができるか、それを適正に見積もることが出来のか。今我々が今回の金融危機から考えることは、そういったヤバそうな状況をどれだけ考え、見積もることができるのか。でもそれって”経済ホラー小説”みたいでいまいち説得力に欠ける。数学的な根拠というよりは感に頼ってるだけなきもするし、第一そんな話を経営陣を交えてできるだろうか。・・・何はともかく、まず限界があることを最低限経営陣を含めて認知をすることからはじまりそうだ。そして、実現可能なアクションプランを作成しておくこと。そして、可能であれば、将来起こりそうないろいろなケースを考察しておこう。ここが腕の見せ所かな。こんなところかな。
鳥居さんのカッコいいと思うところは、実務経験があるところと数値計算に「滅法」強いこと。実務経験者であるが故に、モデルの限界をよく知っている。ここは当たり前かもしれないけど、大事なことなんです。自分がいろいろと調べては試し調べては試ししていて、どうしてもうまくいかないって途方に暮れていたときに、「そもそもそういうのってリスク管理の前では無能だよね」って言い切ってしまうスタンスは結構救われた気がしたんですよね。数値計算に関しては、僕はへなちょこなんでうらやましいなって感じかな。あと今日Fさんが「東大の中でもいかにも頭の良さそうな人のしゃべり口」っていってたけど、確かにそれもあるかも。ただ、あぁいうしゃべり口は会社の中では顰蹙をかいそうかな、僕は好きだけど(笑)久しぶりにだだ書きしました。今日はなんか面白かったので。では。
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