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今日も昨日に引き続き、アクチュアリー講座。考えてみれば当たり前のことだけど、会計にせよ生保数理にせよ何にせよ、アクチュアリー講座でやっているのは、アカデミックとは違い実学であるということ。アカデミックの場で今までやってきたことっていうのは、そのまま社会の役に立つかというと、概ねNoだろう。Yesだとしても、役立たせるのには結構な労力がいると思う。アカデミックの場では、実際に起こっている珍奇な(・・・言い方が難しいナ)現象を抽象化して、いわば学術的に祭り上げてしまうことを良しとする。実際の現象を説明しようとして悪戦苦闘している研究者がいるのに、出来上がったものを見てみると、何だかまぁ、どう使っていいかわからないなんてちょっと皮肉な気がする(笑)注目している現象が違うって事が大きいのかな。あ、もちろん、応用サイドに徹する研究者もいるとは思うけどね。
いやぁ、こういうと実学重視で行けって論調になりそうだけど、今のところそうは思わないナ。やっぱ、学術的なことを一通りやった上で、実学を学ぶって言う方が、要領悪そうだけど、深い理解というか新しい発見というか、そういうのがありそう(な気がするじゃないですか)。まぁ一言でまとめると、やってることは実学なんで泥臭くってあんましエレガントじゃないけど、実際に役立たせるにはこうすればいいっていう感覚が伝わってきて、まぁまぁ楽しんでますよって事で。
最近、ジェットコースターの事故でマスコミがにぎわってますね。多くある論調のように、管理側の問題が大きいのは間違いないかと思います。その上で、一応自分なりにリスク管理の観点からこの問題を考えてみると、管理体制の強化は言わずもがな(具体案は他のマスコミでも多くありそうなので控えて)で、ジェットコースターを作る側も、通常と異なる振動を検地したら自動的にジェットコースターが止まるようなシステムを構築するだとか、鉄心がある程度磨耗してきたら自動的に動かなくなるようなシステムを構築しておくだとか、危険な状態になる前に管理側に自動的にそれが伝わるような体制を引いておくのってことが必要かと思います。この事故をかわぎりにマシーンサイドも、危険を回避することって必要かと思います。なんとなくかぶるんだけど、福知山線の事故にせよ、運転者側にも問題はあるけど、鉄道メーカー側にもある一定速度以上は出ないような制御システムを作っておけば、あそこまでの大惨事は避けられたわけだ。大事なのは、事故が起こる前に、未然にこれまでの事例を踏まえ、裏工作をしておく。ってこったな。あー、リスクの管理って地味だよなぁ(笑)未然に防いでも誰もそれに気づいてくれないんだから。まぁ、金融のリスク管理と工学のリスク管理ってなると話は別なのかもしれないけど。
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