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しばらくぶりに水戸に戻ってきた。
家族旅行で九州をまわって、短いながら旅行気分を満喫できた。やっぱり旅行は楽しい。国内旅行でも海外旅行でも、その土地の風土や人,文化に触れるのは、自分にとってプラスになる。それに、自分の置かれている環境を変えるというのは、自分にプラスになるどうこうではなく、必要であろう。今回の旅行について、具体的にどうだったとか感想を言っていったら大変なので省略するが、まわった主要なところだけ。久住山,阿蘇山,黒川温泉,熊本城,長崎原爆資料館,七つ釜鍾乳洞,秋芳洞など。
せっかく地元に戻ったので、池袋,神田神保町にくり出す。日ごろ本に関してフラストレーションが溜まっていたので、その鬱憤を晴らす意味でも。そんなせいもあってか、10冊も一気に買ってしまった(!)。これでも、多少抑えたつもりなのだが。。。少しお金に余裕がある(??)と、一気に本に費やしてしまう。良いような悪いような私の習慣である。総額二万円也…。ちとやりすぎたかも。
神田の「いもや」に行く。いもやは天丼のお店やトンカツのお店で有名で、天丼はとってもおいしい。少なくとも、私が今まで食べた中で、一番の天丼をしかも安価で提供していただける。ありがたーいお店であるが、今回はいもやのトンカツを食べてみた。今までいもやの天丼にはまってて、不思議なことにいもやのトンカツを食べたことがなかったからだ。700円と少々高めだったせいもあった。トンカツの揚げ具合が少々甘いと思ったが、気にせず食べる。そこそこおいしい。肉の柔らかさ、衣のさくさくした感じはさすがだ。キャベ線もごまんとつまれていて、ボリュームには満足。そこまで細切りではない、フツーのキャベ線だ。キャベ線の味付けはさして見当たらず、もちろんソースはあるが、真新しいものはない。トンカツにキャベ線を合わせるときは、キャベ線にレモン汁をかけて食べるのが一番いい組み合わせだと思うが、、、そこは残念。ご飯に漬物,味噌汁はおいしかった。味噌汁は、赤味噌仕立てで、シジミが入っていた。シジミのだしがよく効いている。トンカツのお店に来て、それ以外のものに感心するのも不思議な気はするが。なんとも美味である。
そこには2人の料理人さんが居て、トンカツを作り終わると、いかにも疲れたといった具合に体を動かしている。と思ったら、新聞を開き、世間話を始める。料理人であれば、出した食事の味がどうかお客の顔を伺うのが普通とも思うが。いもやの天丼ではそういった態度も見れたし、お茶がなくなったら差し出してくれるなど細やかな配慮もあった。そういった接客の態度の意味でも、やっぱいもやの天丼は良いなぁと思うわけであって、今日のトンカツには期待しすぎていたということもあってか、少しがっかりだった。まぁ、作業の手早さ、包丁やまな板の管理、挨拶など、基本的なところはさすがにしっかりしていたが。
で、変な食評をいきなり始めてしまったが、言いたいことは実はこれからで(笑)その2人の料理人の話で、尼崎電車事故の責任問題の話が持ち上がっていた。かの事件で、車掌区長がボーリング大会をしていた話である。その話を少し再現したい。
A「(前略)…事件を知りながらボーリングに行ったんっすか?」B「13人は知ってたみたいだよ」A「それでその後に、お酒を飲みに?」B「全員は行かなかったみたいだけど、そのうちの何人かは行ったみたい」A「ボーリングならまだしも、お酒はまずいっすね」
よくありそうな会話。無論、JR職員の一連の対応は憤りを感じるものであるのは誰もそうだろうと思う。大惨事がありながら、職務をまっとうしようともしなかった、その罪は重い。しかし、私はこの一連の会話を聞いていて、ふと違和感を感じた。果たして彼らは自分の職務をまっとうしているのかと。客の顔色を伺わない、お茶がなくなってもすぐに差し出さない、客前で見せる態度、大同小異であれ、JRの職員とやっていることは同じではないかと思ったのである。そうして、すぐ思いあたってみた、無論、自分のこと。自分は大学院生であって、研究しなければならない。云わば義務である。果たして今の私はそれをまっとうしているのか、複雑な気分である。
島田先生に久しぶりにお会いして、御説法頂いた。島田先生は、私のことがどうも不安になっておられる様子であった。無理もない、私は島田研の問題児である。いつもそうであるが、島田先生の視点は私にとって斬新で、いつも新たな知見を思いつかされる。学問的なことに関してもそうであるが、今後の研究の進め方や学生生活についてなど、それは多岐にわたる。そう感じるたびに、「あぁ、まだまだ未熟であった」と思わされるのである。しかも、そのほとんどは、その時々の反省した以上のものを含んでいる。つまり、反省の深さが足りない、問題認識の度合いが浅いのである。こういったことは、不幸にして後になって気づくもので、その時々では「そうかわかった」と思ってしまうのであるからたちが悪い。
果たして、自分の義をまっとうできるのか。これからの自分にかかっている。
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