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巷で話題になっている「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」を一気に読む。さすがにベストセラーだけあって、読みやすい。そして、内容が薄っぺらい。しかし、会計に関してほとんど無知であった私にとっては、会計について考える良い機会になった。そういった意味では、さすがベストセラーといったところか。ベストセラーっていうのは、野口悠紀雄の「超整理法」にせよ養老孟司の「バカの壁」にせよ、内容が薄っぺらいのが多い気がする。内容が薄っぺらいがゆえに、「よくわかった」と思ってしまうわけで、その実、ある込み入った場面でその考えを適応させようとなるとなかなかうまくいかない。つまり、きっかけにはちょうどいいが、実践的に効いてくるかどうかは妖しい。大概はすぐ理解できたというときには、思考停止が付きまとっている気がする。一方、内容がしっかりしている本は、それゆえなかなかとっつきにくく、一筋縄では理解できないものである。学問に王道は無しといったところか。そういったとっつきにくい本は大概絶版してしまうが、そういった本こそがベストセラーとなって欲しいものである。それにしても、かの文豪ゲーテにして、会計学を「最高の芸術」と言わしめていたのには、驚いた。会計学は複雑系に通ずるものがあるとは思ったが、「最高の芸術」とは少しオーバーな。何でかはまだ理解できんな。
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